海鮮酒房 むく庵 の日記
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亀泉
2011.01.21
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ニュースでもやっていましたが今年は寒ぶりが豊漁のため普段高くて手が出ない
富山産が町の魚屋さんでも扱えるとの事。
消費者としてはうれしい限りですね。
でも近年地球温暖化の影響で魚自体の質が落ちています。
本来冬に脂がのる魚が季節はずれの時に脂がのっていたり
今年は牡蠣なんかもかなり影響を受けました。
このまま温暖化が進めば今まで普通に食べていた魚が食べられなくなる日が
来るかも知れません。悲しい事です。
今の内にたくさん食べておきましょう!
今日からは飲み物の紹介をしていきたいと思います。
まずは「亀泉」です。
冷酒は亀泉しか扱っていません。現在7種類です。
何故「亀泉」なのか?
ちなみに読み方は「かめいずみ」です。「かめせん」と読む方が多いので。
「かめせん」のほうが日本酒っぽいですね(笑)
最初お店を始める時に日本酒を何を置くのか考えました。
2人とも20代から様々な日本酒と出会いあれも置きたい、これも置きたいというのも
ありました。でも一番難しいのは商品管理です。
お店によっては日本酒の種類はたくさんあるけど管理をきちんとしていないため
気の抜けたお酒を飲まされる事があります。
もちろんきちんと管理されているお店もたくさんあります。
あれこれ手を伸ばしすぎても 消費に差が出てしまい結果としてお客様に美味しいものを
提供できなくなるというのはイヤでした。
そこで1銘柄に限定して飲み比べてもらうのはどうかと。
1銘柄でも本醸造から大吟譲までそれぞれの味わいがありますから。
高知は主人の父親が生まれ育ったところです。その実家の並びに亀泉の蔵があります。
土佐市出間(いずま)という高知駅からバスで1時間。
そこから先は1日にバスが2本しかないためハイヤーを呼んで車で5分。
タクシーも見ないし、まして歩いている人がまったくいない!
1度歩きましたが1時間かかったし車ですれ違うとこいつら何してるんだ?みたいな(笑)
そんな山の方にあります。
とても小さい蔵ですが社長が全国飛び回ってここ数年東京にも進出してきています。
この小さな蔵を、美味しいお酒を、もっと東京の人達に知ってもらいたい。
そんな訳で亀泉を扱っております。
もちろん東京でというか全国で亀泉をこの種類扱っているのは当店のみなので
わざわざ亀泉目当てでいらっしゃるお客様もいます。有り難い事です。
おすすめは「利き酒セット」¥980です。3種お好きなものをお選びいただけます。
自分好みの亀泉を見つけて下さい。
