海鮮酒房 むく庵 の日記
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生ビール
2011.01.25
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以前にも生ビールについて書いたんですがまた改めて・・・
現在キリンのラガーを扱っています。
前のお店の開店当初キリンが主催している生ビールの講習に行きました。
そこでサーバーの掃除の仕方、圧力のかけ方、ビールの注ぎ方を教えてもらいました。
圧力のかけ方は季節によってかわります。
夏は高め、冬は低め。これらをきちんとやらないと美味しいビールになりません。
あとはやっぱり掃除です。
毎日サーバーの管に水を流し込んで管についた酵母を洗い流します。
この他に週1回やはり管にスポンジを通して水だけでは取りきれない酵母を掃除します。
これをやらないと管に付着した酵母によって酸味のあるビールになってしまいます。
もう1つ気を付けている事はグラスです。
魚料理を扱っているとグラスが生臭くなりがちです。
でも食器とグラスを洗うスポンジを別にするなど当たり前の事ですが気を付けています。
個人的にですがジョッキを冷凍庫で冷やすとビールを注いだ時に凍ってしまい
その後溶けていく時に水っぽくなってしまい本来の味が損なわれると思うんです。
なのでそういうお店の時は次回から凍っていないグラスでお願いします。
昔は冬は瓶ビールしかないというお店も多かったのが今ではほぼ1年中生ビールを
扱うお店が増えています。生ビール好きの消費者にとってはうれしい事ですが
お店側が管理をきちんとしなければいけないですね。
