海鮮酒房 むく庵 の日記
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これから先
2011.03.30
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今朝ネットでニュースをチェックしていたら産経新聞にこういう記事が。
米紙ニューヨークタイムズは28日付で「津波後の日本は自粛という新たな強迫観念に
襲われた」との見出しの記事を掲載し日本国民の多くが地震や津波の犠牲者への弔意から
日常の活動を縮少するようになり国民経済への悪影響が懸念されると伝えたそうです。
同記事は自粛が過剰になっている事を示唆し企業や学校の行事のキャンセルが日本の
経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし「もともと停滞していた日本経済に
侵食効果をもたらし倒産を急増させるだろう」と。
記事の最後に「自粛をしている当人達は自粛をする事が実際にどんな効果をもたらすかは
あまり考えていないようだ」とありました。本当にその通りだと思います。
少しずつ皆が落ち着きを取り戻しつつありようやく暖かくなって春のきざしが見え始め
じきに桜も咲き始めれば気持ち的にも上向きになってくるかなと思っていたら
上野公園では宴会が禁止となり結婚式まで延期する人達も・・・
何もこういう状況なのでお祭り騒ぎ、馬鹿騒ぎをするつもりはないけど記事のように
少し行き過ぎた自粛ムードはあるのかなと。
このままでは被災地の復興だけでなく日本経済の先行きが不安です。
日本人的気質からすると自分から自粛というよりは遊びに行ったり、飲みに行ったりを
周りの人からどう見られるかというのも気になるのでは。
でも今も大事ですがこれから先被災者ではない元気な私達が自分の国にとって
何が出来るか、何をするべきか考えなくては・・・
私達もストレスを溜め込まず外できちんと発散して心身ともに元気でいないと
出来る事も出来ないですよね。